年に数回の朝の戦い
こんにちは,pika-yuusyaです.
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大学によっては後期の授業が始まっているかもしれないが,僕は今日も変わらず学校へ行く.
三連休が明けた火曜日.朝の電車から戦いが始まる.
そう,腹痛との戦いである.
一番手っ取り早く途中駅で降りればいい話なのだが,できるなら少し我慢して大学のきれいなトイレで穏やかに済ませたい.
しかし,判断を誤れば周りの乗客に多大なる迷惑をかけることになる.
そして,今回僕は我慢するという選択肢を選んだ.
腹痛はいつも波状攻撃を仕掛けてくる.
何回も戦い,そのたびに打ち勝ってきたので,いつも通り耐える.
しかし,今回の奴は強敵であった.
なかなか痛みが引かない.
これほど次の駅までの時間を長く感じたことがない.
そして停止信号によるつかの間の静止.
意地と意地のぶつかり合いである.
電車を降り,駅のトイレに向かう.
もはやイヤホンから流れてくる音楽を聴いてごまかすこともかなわない.
そしてこういう時,いつもトイレは埋まっている.
最後の力を振り絞る.
そしてようやく,戦いから解放される.
「週の初めから何をやっているんだろう」と思いつつ,とてつもない開放感である.
この日の朝の挨拶はだれよりも清々しかったと思う.