pika-yuusyaの日記

航空宇宙専攻の理系大学4年生

大学の教科書買う?買わない?

こんにちは,pika-yuusyaです.

 

この記事を書いているのは6月ですが笑,大学の教科書・参考書を買うか買わないかの基準を僕なりにまとめてみました.指定された教科書,参考書をすべて買うのは大学生にとって結構痛い出費ですよね.全く使わないなんてこともあるのでしっかりと見極めたいところ.特に1,2年生にとっては一つの例として参考になると思うので是非読んでみてください!

 

※僕は機械系,航空宇宙系の学生です.

 

  • 絶対買っておくべきもの
  • 買わなくてよいもの
  • それ以外の科目はどうやって判断するの?

 

絶対買っておくべきもの

僕が思う絶対に買っておくべきものは,「英語」,「学科の主要科目」,「教科書の持ち込みが可能である教科」の教科書です.その理由について説明します.

 

1. 英語

僕の学科では1~2年生で週に2つの英語の授業がありました.英語の授業では基本的に教科書に沿って進めていきます.教科書のワークに取り組んだり,問題を解いたりすることが中心となり,1回目の授業から使い始めることが多いです.最悪買わないという選択肢もありますが,基本的にみんな買っていて教科書に書き込むことも多いので,ないと不便なことが多いと思います.加えて値段も1000~2000円台と比較的安いので買っておいたほうがいいです.

 

※英語以外の外国語の科目もこの傾向にあります.

 

2. 主要科目

これも絶対に買っておいたほうが良いです.主要科目とは必修科目とは少し異なり,機械系では「機械力学」「材料力学」「熱力学」「流体力学」といったいわゆる四力を指します.つまり,学科の分野の根幹をなす学問を扱う科目です.僕の学科ではこれらの科目が流体力学を除いて授業で使用されることはあまりありませんでしたが,テスト勉強の参考になったり(演習問題については答えが載っていない場合もありましたが笑),その他の科目もこれらを基本としているのでとてもよく役立ちます.また,研究室に進んでも同じことが言えます(多くの人が学部時代に使った四力の教科書を研究室に置いて知識の確認などを行っています).

 

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3. 教科書の持ち込みが可能な教科

最後に教科書の持ち込みが可能な教科の教科書ですが,理由はわかりますよね笑.図書館で借りればいいじゃないかと思う人がいると思いますが,「図書館には多くて2~3冊程度しか置いていないので同じような考えを持った人が先に借りた場合に絶望する」&「書き込みができない」のでやめておいたほうがいいです.僕の場合は流体力学の教科書がこれに当たるのですが,流体力学は長い式が多いのと表やグラフを使って問題を解くなんてことも多いので卒業したいのであれば買っておくべきだと思います.

 

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※また,テストでは教科書以外にも関数電卓の持ち込みが可能である場合(ないと死ぬほど大変)があります!

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買わなくてよいもの

僕が買わなくてよいと思っているのは「一般教養」の教科書です.

 

理由は

一般教養科目はそもそも教科書指定をしていることが少ない.

・あくまで一般教養なので専門科目とは違い,講師も高度な内容の授業をしない.

・半期しか使わず,その先も頻繁に参考にする機会は少ない.

・教科書の持ち込み可のテストがある可能性は非常に低い.

・資料を配布してくれる場合も多いので教科書を使わない可能性も高い.

 

よっぽどその授業に興味がある場合を除いては買うべきではないと思っています.

 

 

それ以外の科目はどうやって判断するの?

先に記述したものについては,基本的に買っていました.それ以外についての僕の判断基準・判断方法を書きたいと思います.どんな科目が対象かというと「専門選択科目」「主要科目以外の必修科目」です.このような授業の場合,「3回目くらいの授業まで教科書は買わずに授業に出て判断する」ということをしていました.

 

判断基準としては,以下の3つがあります.

 

1. 授業スタイル

科目や担当の先生によって授業のスタイルが大きく異なります.教科書を買わなくてよい授業は「電子的な資料を見せながら行う」「板書をする」「演習中心」などが挙げられます.教科書を買ったほうが良い授業の特徴としては「教科書を読みながら,教科書を中心に進める」となります.1回目の授業では教科書を使わないが,その後かなりの頻度で使用するといったケースもあります.

 

2. 教科書が役に立ちそうか

授業ではそこまで使わないが,課題やテスト対策の際に非常に役に立つ場合があります.僕の経験では,機械製図の本が非常に役に立ちました.授業は電子的な資料を表示しながら進めていくスタイルでしたが,教科書には詳細な説明が記載してあり,課題に取り組む際に迷ったことがあればすぐに解決してくれました.ほかの授業でもよく参考にしていました.大学の授業内容は高度なものが多いので,インターネットではなかなか検索できなかったり,図書館に行っても探すのに手間がかかり,誰かが借りている可能性もあります.そんなときに内容が網羅されているようなものがあればぜひ手元に置いておくことを推奨します.

 

※指定された教科書の問題に似た問題がテストで出題されることも...

 

3. 興味があるか

その科目にものすごく興味がある場合,湧いた場合,これからも深く勉強していきたいと思った場合,上の2つの判断基準に当てはまっていなくても買うべきだと思います.その気持ちは非常に大切です.この場合買わないと後悔すると思うので,思い切って買ったほうが良いと思います.教科書を買うとやる気やモチベーションが上がりますよね.

 

※僕は買うなら絶対新品派(モチベーションあがる,自分で書き込みたい)

 

 

いかがだったでしょうか.少しでも参考になれば幸いです.